ひかるさんは、にしくんを障害者として知っていた?実は心理学系の資格を持っている風俗嬢と元AV監督兼男優の2人が、性産業と障害の関連性について話していく。
障害者と性
ーー ヴィーナスチャンネル始まりましたー!はい!にしくんです!そして、
【ひかる】ナイトヴィーナスのでん、げn…。また噛んじゃった〜
ーー 噛みますね〜笑
【ひかる】ヤバイ!笑 ナイトヴィーナスの現役デリヘルキャストひかるです。よろしくお願いします!
ーー オッケーでーす!ま、使いますけど笑
【ひかる】ほんとに?ほんとに?ヤバイ…がんばる…
ーー 前回ですね風俗の話、Youtubeの話になったんですけど、もちろん撮影する前に軽く打ち合わせさせていただいた中で、元々僕のことを知ってたとか?
【ひかる】そうですね。だからあの実際に私の場合はDMの方で、直接オファーをいただいたんですけれども、多分にしくんが選んだというよりもヴィーナスチャンネルさんの方から選んだっていうことで、あの一応代表して多分(オファー)をくれたと思うんですけど、でそれを聞いた時に「あ!にしくんだ!」って思って
ーー「にしくんだ!」笑
【ひかる】私がずっと…にしくんがSODの方でアダルトの監督をされていた時、
ーー この衣装ですね
【ひかる】そうそうそうそう。本当にその衣装でされてた時に、いろんな何て言うんだろうな…媒体の方に記事が出たじゃないですか。私は何かそこで、障害のタブーを超えてAVを作るみたいなところで見てたんですよ。
ーー ビデオじゃなくて記事の方見てた
【ひかる】そうそうそうそう。しっかり見てた。それで結構印象に残ってたので、そこからお話が来て、めちゃくちゃ久しぶりに拝見したけど、ゴメンナサイ「なんかしてるんだ今!」と思って、今何してるんだろうなーってずっと思ってて。で連絡来たんですごく嬉しかったんですよ。
ーー 障害とAVの方に興味があったんですか?
【ひかる】どちらかというと自分の障害を…これは何か別のいろんなジャンルの人の、ダンサーさんとかも含めて、自分の障害をもちろん個性としてメディアに出していくってことが結構尊敬してたんですよ私が。
ーー それは障害者の方となんか関わりがあったりとか、そういう考えるきっかけがあったりとか
【ひかる】元々障害者の友達が多かったっていうのもあります。例えば私自身は視覚障害の同行援助(同行援護)っていう
ーー 同行援助?
【ひかる】要は視覚障害、目の見えない方達が日常的にね、なんかどこか買い物行ったりとかするのって本当大変なんですよ
ーー 間違いない
【ひかる】あとは同行援助だとね、結構日常関係の事で仕事以外だったら結構あちこち行っていいので、「毎日通勤するから同行援助します」はダメなんですけど、通勤は何で(NG)かって言うと自力で行けないと大変だから
ーー 確かに
【ひかる】そうじゃなければ、別に風俗行くでもいいですよ。風俗行くから同行援助で、要は付き添いとして行ってくださいっていうなんか代わりの目になるような役割。
ーー 盲導犬とかの人間バージョン
【ひかる】そうそうそうそう。それをまず資格として取ったのと、
ーー 資格があるんだ
【ひかる】あるあるあるある。それもあったのと、あとは何て言えばいいのかな。私の偶然友達で車椅子の方がいて、するかわからないけどパラリンピックのね今選手なんですよ。だから結構周りで当たり前にいたんですね。ただやっぱりそんな中で堂々とメディアに出てて、さらに自分の周りの人から見たらある種コンプレックスになるかもしれないのをちゃんと受容して出してるって凄いなと思って。ちょっと言い方悪いですけど、一つのモデルとして見てました
ーー なるほど。障害の話から、僕が聞いたんですよね。正直風俗に行くお客さんとかって身体じゃないですけども、社会的なと言うか精神的なと言うか、ちょっと変わった、ある意味障害者みたいな人多そうとかっていう会話をしたり、働いてる側もね、やっぱり病んじゃったりしないのかなっていう会話をね
【ひかる】そうですね。言い方は今回「障害」って言い方を仕方なく使っちゃうけど、別になんかの何でもいいんですよ。ちょっと人と違う部分があるとか、そういう子の中で例えば風俗やりやすいって子もいるし、逆にやっていく中でなんかメンタル的に本当にちょっと辛くて障害ではないけど社会で生きにくくなっちゃった女の子とかも間違いなくいるだろうし。
あとは日常的にちょっと普段からコミュニケーション飢えている。なんでかって言うと会話の面で障害ではないけどちょっと苦手…みたいな方も来ることあります。
ーー お客さんもキャストも?
【ひかる】どっちにもそうですね。
ーー そういう人が、ある意味ゴールがわかってるから安心できる出会い…出会いの場?女の子は稼ぎの場。稼ぎと出会いを上手くマッチング
【ひかる】稼ぎってある意味結果の一個じゃないですか。お客さんと会って話して、偶然それがお仕事だったからある意味規定のお金をもらえるわけで。で、何かお客さんも普段は話すことがやっぱり緊張しちゃうし苦手だけど、こういうデリヘルだったら密室空間なのである意味納得いくまでちゃんと話ができたりとかもあるんですね。そんな中で話していく中で「自分をこういうのが得意なんだな」とか、相手が思ってくれたりっていう面もあります。だから風俗としても使えるし、そういうちょっと心の憩いの場としても使う方多いですね実際。
ーー なんか心理系の資格かなんかも持ってるみたいな話を…
【ひかる】そうですね。私はあの…何て言えばいいのかな「カラーセラピスト」っていう色彩心理学って言うんですけど、色を使ったカウンセリングというものの資格は取りまし関心があって
ーー …とかが繋がって、風俗という業界にいながら障害というのをうまくマッチさせてる奴がいるぞと、見てくれて、読んでくれてた。
【ひかる】そう。でもにしくんすごいのがあれですよね?心理関係の資格を持ちですよね?
ーー あの民間の簡単なやつですけど
【ひかる】私も民間のやつだからね
ーー そう心理もデザインも色々と資格を取ってた時期がある
【ひかる】だから似てるよねそこら辺。器用貧乏にあちこちあちこち手をだして、興味がいろいろ行くんですよね流れで
ーー で、最終的に稼ぎを「性」にするってとこまで一緒なんですね
【ひかる】なるほどね笑。結局そういう意味では日本ってカウンセリングがまだ全然一般化してなくて、
ーー あんまりないですね。行くのが恥ずかしいとかってイメージもあるかもしれない
【ひかる】もあるし、例えばまだ保険制度が日本はちょっとあんまりそれに対して充実していなかったりとか、あとカウンセリングに行く精神的な病院に行くっていうことに対する偏見が少し怖いのかなやっぱり
ーー あるかもしれない
【ひかる】それもあるし、あとは特に感じているのは身近で悩みを話しづらいというのもありますね。弱み出しづらいとかそういう意味では私たちが今行っているデリヘルって、すごいいい場所なのかなと思います。
ーー それはカウンセリングの役割みたいなものを果たすと?
【ひかる】うん。ちょっと果たしてる感じがあります。例えば女の子の体温ってそれだけで安心するなっていうのもあるし、周りに全然知り合いがいないっていう人、私を間接的に知ってる人、私が誰かにお客さんのこと話すことも絶対ないから
ーー 安心して行けますね
【ひかる】そうそうそうそう。だから普段自分が言えないような悩み、悩みで行かなくてもまあちょっと何て言うんだろう、そういうコンプレックスとか話せる場になったりとかすればいいなって。1個目は私の理想ですね。
ーー そうなると最初に話した、障害と性がタブーとかっていう話から入ったけど、実際「障害」という言葉がちょっと複雑だからあれだけど、社会の生きにくさとかマイナスの特徴ってものを障害だとするんであれば、障害と性はむしろ仲良くするというか、密接な関係にあるのかもしれない
【ひかる】そうそうそうだって、実際身体の障害でも何か障害かって言うとそれによって例えば何かえーと…マジョリティ?たくさんの人たちが使えることが使えなかったりとか、そういう面を障害って多分言うんだなって私思ってる。
ーー 僕もそう思ってるタイプ
【ひかる】私もそう思って。またまたまた一緒のところばっかり!笑。ていう風になっちゃうから、考えるとやっぱり精神面でね、周りの人達にちょっと合わないなとか、やっぱり何か他の人よりも私繊細だから。みんなと楽しく会話することで、ワイワイワイワイ会話することでストレス取れないんだなって人とかは、結構風俗の方と相性が良かったりするのかもしれないですね。それは女の子も同じですね。ワイワイするの本当疲れちゃうけど、お客さんと一対一だったらお話ができるって女の子とか結構お店で働いていたりもしますね。
ーー 確かにキャバの方が私無理みたいなタイプ結構いますもんね
【ひかる】そうですね。キャバクラやっぱり周りもすっごいうるさいし、そんな中で働いてる子達も結構尊敬してるんですけど、そこらへんと要は合わなかった人たちが、選択肢として風俗選ぶってことありますね。
ーー なるほど。ありがとうございます。でもところで、ひかるさんは結構メンタルが強そうと言うか、自分の芯がしっかりしてると言うかそんなイメージがあるんで、ちょっとその辺の秘訣を次回に回しちゃって話を聞いていきたいと思うんですがいいでしょうか?
【ひかる】はい!じゃあ頑張って話していきたいと思います!
ーー ではありがとうございました!
【ひかる】ありがとうございました!またね〜
ーー バイバイ!
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