今回のゲストは、M性感の風俗店「C.C.Cats」の千さんです。実は、にしくんと結構前から知り合いで、昼職の頃から繋がりがありアダルトの方でも面識が。そして、今隣で話しているという不思議な縁。
M性感「C.C.Cats」千
ーー はい!ヴィーナス編集長のにしくんです!
【千】千でーす!
ーー(笑)
ーー ゲストの千さんにお越しいただきました!
【千】よろしくお願いします!
ーー まずはざっくりと自己紹介お願いします。
【千】私は渋谷にある「M性感」っていうジャンルのお店なんですけど、そこの「C.C.Cats」っていうところで、M性感のお姉様をさせていただいてます。
ーー なるほど!
【千】M性感ってご存知です?
ーー Mの、、、性を、、、感じる?
【千】間違ってはない。けっこう「M性感」って聞くと、Mになりに来た男の人がちょっとビシバシしつけられてるような、ちょっとSMに似たようなイメージを持たれてるのかなって。そんな感じですよね?ま、なんか全然そんなことはなくて
ーー じゃない?
【千】じゃないです。でももちろんね、そのプレイの一環として、ちょっとSMに寄ったプレイをすることもあるんですけど「受け身になった男性が楽しめるお店」がコンセプトにあって、私のお客様でも普段女の子をめちゃくちゃいじめてたりとかする子が、私の前だけでMに受け身で気持ちよくなって楽しんでもらってる状況があったりとか。
男性であれば受け身になって、ちょっとエッチなお姉さんだったりとか、ちょっとそういう自分の中の妄想を叶えてくれる女性に、一方的に気持ちイイことをされるっていうのがプレイの基本です。
にしくんとの昼職とアダルトな縁
ーー ちょっとイメージが違うかも。ところで、SMとM性感の話とか実際のプレイの内容とかは後に置いといて、まず自己紹介の続きになりますけど、元々ね、だいぶ前から僕たち知り合いですもんね。
【千】はい
ーー アダルトではなく
【千】アダルトじゃないですね(笑)
ーー 僕がAV出る前くらいから「実はAVの話が来てて」みたいな話をね
【千】うん。そうそうそうそう。会社かな?
ーー 会社なんです。ガッツリ会社で(笑)
【千】元上司です
ーー 僕がフリー、脱サラ的な感じでフリーランス始めて、収入無くなって。もう(会社を)辞めるのを先に決めたから収入が無くなって「どうしよう」と思ってた時に、知り合いの焼肉パーティー的なところで会った人が「ウチで仕事するか?」みたいに言ってくれて
【千】そうなの?
ーー そうそうそう。焼肉パーティーなの。
【千】そうだったんだ!
ーー 定期的に仕事をもらうようになったところの秘書さんですね。
【千】秘書です。社長秘書をしてました。
ーー そう。普通に僕はカタカタとデスクで(仕事)
【千】エンジニアさんでね
ーー アプリね。スマホアプリ。どこまで話していいか分かんないけど医療系のね
【千】医療系の真面目なスマホアプリを作る。
ーー 一応デスクもらって、フリーランスだけどそれなりに出勤してた。
【千】週2~3くらいだよね
ーー でなぜか今ここに隣にいる(笑)
【千】そうなんですよね。何かの縁でこうなってしまった。2人ともアダルト業界の人になってしまった。
ーー でもあの頃は、いわゆる風俗系の仕事は掛け持ってた?
【千】掛け持ってた…持ってた…
ーー それともその前からとか?
【千】ううん。ちょうど秘書就職して、同じくらいのタイミングで入りました。
ーー じゃそれまではアダルト系の仕事は、一切したことがなかった…?
【千】仕事としてはしたことなかった。
ーー プライベートはね
【千】プライベートはね(笑)
ーー なぜいきなり?
【千】なんで…?元々プライベートで、本当にSM寄りではあるんですけど、男性を攻めたり、自分が主導権を持った行為だったりとかがもともと自分の性癖の中にあって、もうちょっと歪んでる部分があって。SMクラブでもう出来上がってる子は多いですよね?
ーー 「出来上がってる」というのは?
【千】「Mとして仕える」じゃないけど、Mとしてもう構えてる子が多い。だけど「M性感」って構えてないしドキドキして、「何ちゃうんだろうみたいな」だったりとか、「痛みを与える」っていうのがメインじゃなくて、気持ち良く気持ち良くしてあげて、甘えん坊さんを可愛がったりとか、ちょっと厳しいこと言ったりとか、アメとムチの波がすごくあるんですよ。そういうプレイ自体が私はちょっと好きかな。SMと違って好きかなって部分があってM性感を。
ーー 興味を持ったのと仕事にできるが重なって
【千】そうですね
ーー 入ってみたらこっちはAVになって、そっちは
【千】そうそうそうそう!
ーー 真面目に仕事してたはずが、と
【千】でも、元同じ会社にいたんですけど、その後も実は会っている。
ーー あー!ばったりとね
【千】そうそうそう
ーー 僕が監督してた
【千】もうにしくんはAV監督やってて、私は会社辞めてフリーランスになったんですよ。今またフリーランスになってるんですけど
ーー 逆ね。僕がフリーランスの時は、
【千】で、フリーランスでちょっとまた特殊な仕事をしてたんですけど、新規事業の提案とかの一貫で某アダルトメーカーさん
ーー 言っちゃっていいと思いますよ「SOD」
【千】させてもらってる同じ空間に、テーブル1列、2列 向こう側に、にしくんがAVの打ち合わせしてて
ーー 1階は打ち合わせスペースみたいになってて、個室じゃなく各テーブルごとにそれぞれの話をしている中で「あれれ?」
【千】なんかね、ばったり。ばったりが重なって
ーー なぜかね。うーん、類は友を呼ぶんすかね?まぁそんな感じで、千さんのざっくりとした人となり、意外な繋がりの話を。そして、一応これは風俗関係の話を深めていく番組なので、SMとM性感がまだちょっと僕ごちゃっとしてるんで、その辺の話を深く聞いていきたいと思います!次回も見てください!ありがとうございました!
【千】ありがとうございました!
風俗やAVって、お金に困ってどうしようもない人が最後に行き着く場所とか、本当はしたくないのに辛い思いをしながら働いてるとか、って思ってる人が多いイメージがあります。実際に僕自身、その業界の人と関わる前は漠然とそんな風に思っていました。だから、ちゃんと昼職をしている人が、プライベートでそういうことに興味あり、仕事としてお金も貰えるなんて嬉しいという気持ちでする場合もあるし、何より身近な職業であると伝えたいです。
世の中で続いてるビジネスって需要と供給がしっかりあるからで、風俗という仕事はお客さんもキャストとして働く側も求めてられているから存在しているのに、勝手な偏見を持たれたり社会的に認められなかったりというのは理不尽だなと。
ところで、風俗は風俗でもM性感はちょっと特殊みたいだし、SMとも違うということで、M性感について次回は詳しく聞いていきたいと思います!
千
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