風俗でお金を稼ぐと、給料から「雑費」が天引きされます。
特に風俗業界初心者さんや未経験者さんは、この雑費がそもそも何なのか、何に使われているのかなど、気になる点が多いはずです。
せっかく頑張ってお金を稼いだのに、何かわからない項目が給料から引かれているのは嫌ですよね。
今回は、そんな雑費について詳しく説明していきますので、より知識を深めて安心した気持ちで働いていきましょう!
そもそも「雑費」とは?

雑費とは、女性のお給料から天引きされる費用のことで、お店によっては「厚生費」や「在籍費」と呼ばれることもあります。
雑費ってなんで引かれるの?その理由は?
「なぜ、雑費として給料から引かれなきゃいけないんだろう?」
と疑問に思われている方が多いかもしれません。
雑費が引かれる理由については、お店側の運営費用として引かれていると考えるのが一番適格です。
「なんでお店側の運営費用をキャストが払わなければいけないの?」
と思うかもしれませんが、雑費は基本的に働いてくれているキャストが仕事中に使用するものを補うための費用になっています。
要は、雑費がなければキャストはお仕事ができないということです!
雑費はお店にとってもキャストにとっても重要な費用であるということを忘れないでくださいね。
雑費がない風俗店ってあるの?
もちろん中には雑費がない風俗店もあります。
雑費がない分お給料が多くもらえる!と思うかもしれませんが、実はこういったお店はバック自体が低いなどの理由があり、一概に雑費なしのお店がいいとは言い切れません。
雑費なしと求人広告に出しておきながら、バック率を下げて結局はその分の費用を雑費に回しています。
風俗店を経営していく上で雑費はどうしても必要になるものです。
雑費なしのお店の方が気持ちよく働けるのであればそちらで働いても良いでしょう。
大切なのは、自分に合ったお店でいかに気持ちよく働けるかです!
雑費で天引きされたお金は何に使われているの?
自分が頑張って身体を張って稼いだお給料。
引かれた雑費がどんなものに使われているのか詳しく知っておきたいですよね。
雑費は業種によって使われているものが異なります。
店舗型風俗店の場合
ファッションヘルスやイメージクラブなど、店舗型のお店の場合、雑費は次のようなものに使用されています。
・タオル代
・ローション代
・イソジン代
・マウスウォッシュ代
・光熱費
・水道代
・衣装のクリーニング代
・アダルトグッズ代
・部屋のレンタル代
・お茶代
デリヘルなどの無店舗型との違いとしては、部屋のレンタル代や店舗を運営していくための光熱費や水道代が引かれるという部分です。
デリバリー・ホテル型風俗店の場合
デリヘルやホテヘルなど、店舗型のお店の場合、雑費は次のようなものに使用されています。
・タオル代
・ローション代
・イソジン代
・マウスウォッシュ代
・衣装のクリーニング代
・アダルトグッズ代
・送迎車のガソリン代
・ドライバーの人件費
店舗型のお店にかかるお部屋のレンタル代や光熱費、水道代は引かれませんが、代わりに送迎車のガソリン代やドライバーの人件費がかかってきます。
ソープランドの場合
ソープランドは、店舗型風俗店の雑費に追加して、
・月ボーナス代
・税金代
がかかってくることがあります。
ちなみに月ボーナス代とは、スタッフのボーナス代です。
スタッフにキャストがボーナスを支払う…というのはどうしても納得いかないかもしれませんが、これは昔からソープで習慣となっているものです。
また、税金代とは、お店に対して払う費用のこと。
税金というと国に支払うものかと勘違いしてしまうかもしれませんが、それとは別です。
この税金とは、お店への謝礼として支払われます。
この辺りはお店によって異なるので、不安な方はどんな雑費がかかるのか面接時に聞いておくといいでしょう。
コスプレ・衣装がある風俗店の場合
コスプレや衣装があるお店の場合は、雑費にコスプレ代や衣装代が含まれている場合もあります。
衣装そのものにかかってくる料金はもちろんのこと、クリーニング代として使われることもあります。
雑費の相場はいくら?雑費の引かれ方について

雑費がいくら引かれるかはお店によって異なります。
そのため、雑費相場もピンキリです。
店で決められた一律の金額が引かれる場合
稼いだ給料の金額に関係なく、あらかじめ店側で決められた一律の金額を雑費として引く方法です。
500円、1,000円、2000円など、一律の金額が決まっています。
1本ごとに引かれる場合と、1日の総額から引かれる場合があり、業種やお店のランクによって異なります。
売上の5~10%の金額が引かれる場合
風俗業界で最も多いのがこの方法で、お給料の5~10%の雑費を引くというものです。
【5%の雑費が引かれる場合】
売上30,000円の場合、30,000×0.05=1,500の雑費(手取り28,500円)
【10%の雑費が引かれる場合】
売上30,000円の場合、30,000×0.1=3,000の雑費(手取り27,000円)
売上金額によって変動する場合
その日の売上金額によって引かれる雑費の金額が変わる方法です。
・10,000円未満:雑費なし
・10,000円~:雑費1,000円
・20,000円~:雑費1,500円
・30,000円~:雑費2,000円
というようにお店で定められた金額が引かれます。
最大金額が決められているお店が多いです。
雑費なしのお店の方が稼げるというわけではない?

上記でも少しお伝えした通り、雑費なしのお店の方が必ずしもいいというわけではありません。
雑費ありのお店、雑費なしのお店、どちらがお得か・稼げるかはケースバイケースです。
大切なのは、バック率や雑費を総合して手取りがどのくらいになるのかをしっかり確認しておくこと!
例えば、60分のバックが15,000円(雑費10%)と13,000円(雑費なし)のお店があったとします。
一見雑費なしの後者に惹かれるかもしれませんが、実際の手取りは次のような金額になり、雑費ありのお店の方がお得なんです!
・15,000円-雑費10%(1,500円)=手取り13,500円
・13,000円-雑費なし=手取り13,000円
「雑費なし」という単語に魅力を感じる気持ちも分かりますが、雑費より大切なのはバック率や手取り金額を見ることです。
気になるお店がある場合は、こういった部分もしっかり計算・比較をしてから、どちらで働くかを決めていきましょう!
雑費は経費にできる!確定申告をしよう

風俗嬢の皆さんは、しっかり確定申告されていますか?
日本で暮らしている以上、税金を国に納める義務がありますが、風俗店のほとんどは源泉徴収をしてくれません。
給料から雑費が引かれているので税金を支払っていると勘違いしてしまう人もいますが、そういうわけではないので、毎年確定申告をして国に「今年はこれだけ稼ぎましたよ」という報告をする必要があります!
なお、雑費で引かれた金額は、確定申告の際に経費として計上することができるので覚えておきましょう。
雑費を経費として計上すると、節税対策になり、次の年の税金が安くなるなどのメリットがあります!
事実上確定申告をしている風俗嬢は少ないですが、場合によっては、払いすぎた税金が返ってきたり、医療費控除が受けられたりと、多くのメリットがあるのでしっかり申告しましょう!
まとめ
今回は、風俗嬢のお給料の雑費について詳しく説明していきました。
雑費は風俗嬢にとってもお店によっても大切な費用のひとつです。
決して無駄に使われているわけではなく、キャストの必要なものを補うための費用なので安心してくださいね。
中には雑費なしの風俗店もありますが、必ずしもその方が稼げるというわけではありません。
重要なのは、バック率や手取りの金額を見て決めることです。
雑費なしという文言にとらわれすぎないよう、注意してくださいね。
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